山口県の紅葉狩りスポットでは、紅葉の最盛期を迎えて、紅葉狩り目当ての多くの観光客で賑わっています。
私も、昼は東行庵と功山寺で紅葉狩り、夜は城下町長府のキャンドルナイトと、紅葉三昧の一日でした。
東行庵の紅葉は今が見頃
午前中は、先週も家からすぐ近くの東行庵へ。
先週は紅葉している比率が半々でしたが、今週は8割くらい。すでに結構枯れ始めているので、多分今が最盛期です。
今日ここに来たのは、紅葉とオールドカメラをコラボした写真撮影が一番の目的でした。
オールドカメラファンの私は、下関市のフォトグラファー徳永 毅さんのInstagramのこの投稿に触発されちゃいました。
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ということで、三脚にお気に入りのフィルム一眼レフOLYMPUS OM-1をセットして、撮るのに良さげな場所を探索。
低い位置に紅葉があることと良い光を求めて、東行庵をウロウロ歩き回り、とりあえず撮影。
徳永さんの写真と全然違うけど、個性ということで良しとします。ただ、1枚目は、もう少し三脚を伸ばして、紅葉とカメラを近づければよかったです。
めぼしいロケーションはありましたが、時間帯が違うせいか光がイマイチだったので仕方ありません(と自分を納得させる)。
更なる紅葉を求めて城下町長府の功山寺へ
午後からは城下町長府の功山寺へ。
こちらの紅葉も見事を迎えていて多くの観光客が訪れていました。
普段余裕で停められる無料の駐車場は満車だったので、近くの有料パーキングへ。
赤と黄色に色づいた楓が紅葉狩りに訪れた観光客やカメラマンを楽しませてくれます。
功山寺は大好きな幕末の風雲児・高杉晋作挙兵の地。
ここで挙兵した高杉晋作率いる反乱軍が藩の正規軍を次々に敗り、長州藩を倒幕派に変えました。
このエピソードから、ここは遺産発祥の地と言われています。
ちなみに先に訪れた東行庵は、高杉晋作の墓所です。
ここでもフィルムカメラと紅葉の写真に挑戦しました。
こっちの方が徳永さんのInstagramイメージに近いですかね。アスペクト比も4:5にトリミングしてみました。
しかし、紅葉がボケすぎてなんだか汚いですね。
城下町キャンドルナイト「彩りの城下町長府・秋」
一旦帰宅し、夜になって再度功山寺へ。
関門海峡キャンドルナイトと共に下関市長府地区でも、恒例行事になっている「彩りの城下町長府・秋」に初めて行きました。
古寺のライトアップ。なかなかに神秘的。
右側の紅葉の前で立ち止まって写真を撮る人が多く、三脚を使っての長秒露光になるのでシャッターチャンスまでだいぶ待たされました。
立ち止まらなければ、ほぼ露光されないので問題ないですが、立ち止まると幽霊みたいに写ってしまいます。
功山寺を後にし、城下町の散策路へ移動すると、キャンドルで文字を作っているエリアがありました。
歩みを進めると、檀具川があります。
川沿いの道にキャンドルが置かれ、ところどころにある紅葉がライトラップされていて、とても幻想的な景色を楽しめます。
川沿いをすすむと商店街に出ます。
商店街は歩行者天国になっていて、夜市が行われ多くの人で賑わっていました。その賑わいを尻目に忌宮神社へ。
忌宮神社にはキャンドルがたくさん並べられていました。
写 スローシャッターにしているので、写っていませんが、 本当は人がたくさんいます。
幼稚園くらいのお子さんが、自分の作ったキャンドルを見つけて「あったー!」と喜んでいたのが微笑ましかったです。
X100Fでの夜間スナップ
最初、標準レンズで撮っていたのですが、途中からずっと超広角レンズ+三脚になってしまいました。
何度もレンズ交換するのが面倒なので、標準画角はX100Fの50mmクロップでお茶を濁そうと思っていたのですが、α7IIIの高感度耐性やダイナミックレンジと比べるとはるかに劣ります。
特に手振れ補正が効かないのが致命的でした。
それと、シャッタースピードを稼ぐためにF値開放で使うとめちゃくちゃ眠い画像になります。
そんなわけでどうしても感度を上げざるを得ないのですが、そうするとノイズが…。
X100Fは昼間のスナップ用には持ってこいですが、夜間撮影でα7IIIを持っている時は積極的には使いづらいですね。
というか、X100Fが劣っているというより、α7IIIの高感度耐性がすごすぎるだけなのですが。
撮影地
東行庵
山口県下関市吉田町1184
083-284-0211
功山寺
山口県下関市長府川端1丁目2-3
083-245-0258
忌宮神社
山口県下関市長府宮の内町1-18
083-245-1093
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