X100Vの到着まであと少しです。
非常に待ち遠しいですが、到着までにやっておくことがあります。

それはアクセサリー選び。
富士フィルムのカメラはノスタルジックで素敵なデザインなので、アクセサリーでドレスアップするのも楽しみのひとつ。その中でも、カメラの外観に大きく影響を与えるのがレンズフードです。

最初はHaoge LH-X49にしようと思っていました

X100Fを使っていた頃に付けていたのは、Haoge LH-X49という中国製のレンズフード。

Haoge LH-X49B 2イン1 メタル 超薄型レンズフード 富士フィルムX100シリーズ用 ブラック

カメラに付けるとこんな感じで、なかなか良いです。

FUJIFULM X100F

しかも、このドームフードは、純正のかっちょいい被せ式レンズキャップがぴったりはまる点が実にすばらしいです。

今回もこれにしようと考えていましたが、先が少し膨らんだような形が何となく好きになりませんでした。そして、もう一つ強い思いが。

「もっと薄くしたい!」

そう、せっかくのコンパクトなレンズがフードを付けることで厚みが増すのは嫌なんです。だから、純正のレンズフードLH-X100は当初から頭にありませんでした。見た目はライカっぽくてめちゃくちゃいいですけどね。

Haoge LH-X49も、それほど厚みがあるわけではありませんし、工作精度も良く、何よりもお安いのでおすすめできるフードなのですが、せっかくならさらに薄く、さらにかっこよく!と思ってしまったわけです。

そこで色々なブログやサイトを見まくって見つけたのが、こちらです。

PENTAX MH-RE49が妙にかっこいい

その名のとおり、PENTAXのパンケーキレンズHD PENTAX-DA40mm Limited用のドームフードです。

PENTAX リコー レンズフード MH−RE49(シルバー)

そして装着したのが、こんなイメージです。

X100+MH-RC49
FUJIFILM X100 + MH-RC49(こちらはRC49ですが現行はRE49)

う~ん、美しい!

「PENTAX」の文字が嫌な人は嫌でしょうけど、私はそれほど気になりません。
前面に文字が入るとかっこいいと思ってしまうのは古い人間だからでしょうか。赤文字の「Limited」も何だか良い感じです。

こちらの画像は下記のブログサイト様より許可を得て掲載していますが、これを見て「よし!このスタイルで行こう」と決めました。

X100にドームフードを付ける|てーへんカメラマンの日々 – seimas –

http://seimas.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/x100-147b.html

X100Vはレンズが刷新されましたが、フード取り付けに関しては、X100シリーズで共通の仕様なので、X100Fに付くのであればX100Vでも取り付け可能です。

ボディがシルバーなので、シルバーが無難ですが、ボディの革張りの部分が黒なので、黒いフードでも似合うかもしれません。

どちらの色がしっかりとくるか、現物で確認したかったので、2色とも注文しました。

レンズキャップもPENTAX

ちなみにレンズキャップはX100Vに付属している純正は使えませんので、MH-RE49専用のねじ込み式レンズキャップを購入しました。

ねじ込み式は付けたり外したりが面倒ですが、かっこよさ重視です。

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リングアダプターはどうしよう

ご存知の方も多いと思いますが、X100シリーズはフィルターやフードを装着するために、レンズ先端へリングアダプターを付ける必要があります。

これは、マクロ領域を撮影する際にレンズユニットが前方へせり出して、フィルターガラスなどに干渉してしまう現象を防ぐためのようです。

取付可能なリングには以下のようなものがあります。

まずは純正。
こちらは純正だけに信頼感がありますし、シルバー色の設定もあります。
しかし、純正フード取り付けのための出っ張りが3ヶ所あって、見た目がゴテゴテしててスマートではありません。
厚さは9mmくらいです。

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UN(ユーエヌ)から出ているこちらのアダプタは、とてもスッキリしたデザインです。ロゴなどもないため、なかなか良いですが、色が黒しかありません。
こちらも厚さ9mmくらい。

八仙堂 継手リング メス−メス Φ49mm

八仙堂の継手リングは、上の2つよりも厚さが薄く約8mm。出っ張りをなるべく抑えたい自分には最適そうな商品です。

アルミ製で品質も良いとのレビューが多いです。しかし、この商品も色設定は黒のみとなります。

ネットを調べて出てきたのはざっとこんなところです。
この中で私が選んだのは、最後に紹介した八仙堂の継手リング。
シルバーがないのは残念ですが、フードも黒にしてしまえば、それほど違和感もないような気がします。

それに薄くするのが大前提なので、純正やUN(ユーエヌ)では、見た目や雰囲気は変わりますが、厚さ自体はHaogeとほぼ変わらないです。

八仙堂の継手リングを注文するとき、ついでにフィルターも頼みました。
PENTAX MH-RE49は、フードの内側にネジ山が切ってあって30.5mmフィルターを装着できます。

気をつけないといけないのは、フィルターの厚さ。
フード自体が薄いので、厚さのあるフィルターだと、マクロ領域の撮影時にせり出してきたレンズ部と干渉してしまいます。

調べた中でもっとも薄い30.5mmフィルターが八仙堂のHassendo XS-PRO UV 30.5mmでした。

八仙堂 UVフィルター 薄枠 30.5mm(Hassendo XS-PRO UV 30.5mm)ねじピッチ0.5mm

このフィルターにはネジピッチが0.5mmのものと0.75mmのものがあり、0.5mmでないと適合しないので、こちらも注意が必要です。

もっと薄いリングアダプターを発見!

すでに八仙堂の継手リングが届いたのですが、さらに薄いリングアダプターを見つけてしまいました。

角型フードで密かに人気を集めているSQUAREHOOD Mark IIですが、このフードとフィルターを同時装着する際に使うアダプターがこちら。

SQUAREHOOD スクエアフード アダプターリング
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う、薄い!
厚さわずか6mm!

念のため、スウェーデンのSQUAREHOODに直接確認してみましたが、フードを使わず、このアダプターのみでフィルターを取り付ることが可能とのこと。

日本ではオリエンタルホビーがSQUAREHOODの取り扱いを始めたので、早速注文しました。

薄すぎて、フィルターとレンズが干渉しないか心配でしたが、そんなに高いものではないので人柱になろうと割り切りました。

目論見外れました

オリエンタルホビーからSQUAREHOODのアダプターが届いきましたが、現物を見てガッカリ。

販売サイトの商品写真ではわからなかったのですが、このアダプターのネジ部分は「オス-メス」でした。

「メス-メス」でなくてフードを取り付けられないので、このアダプターはダメです。完全に目論見が外れました。

なるべく厚さを抑えてPENTAX MH-RE49を使うためには、やはり八仙堂の継手リングしかないようです。

ちなみにフィルターを付けることは逆付けすることで可能ですので、SQUAREHOODは嘘をついていません。

ふりだしに戻るも、答えがふりだしにあった

SQUAREHOODのアダプターがダメだったので、シルバーのリングについてはふりだしに戻ってしまいました。

が、答えはふりだしにありました。
そうHaoge LH-X49のアダプター部分の写真をよーく見ると、うっすらとネジ山が!

あ、そう言えば、X100Fの時に49mmフィルターを付けてた…。

すっかり忘れていましたが、このフードのアダプターにはフィルターが付けられるのでした。フィルターが付くということは、PENTAXのフードも取り付けられます。
シルバー色の設定もあるので、早速注文。

見事に取り付けできました!

左手前のようにHaoge LH-X49のアダプターにMH-RE49を取り付け成功(右奥が本来のフード)

気が付いたらフード関係とシャッターボタンだけでこんなに集まっちゃってました…汗

余裕で純正フードが2つ買えちゃいます

あぁ、早くX100V届かないかなぁ。
待ちきれない!