iPhone 14がすごいカメラを積んで登場した今、あえてディスコンのQマウントを買ってみました。
なぜ今更Qマウント?
サブ機がない状態で、ブログに載せるカメラの写真を撮るのはもっぱらiPhone 11 Pro。
きれいに写ると言っても、やっぱりベタッとした画像になりがち。(最新のiPhoneなら違うのかも)
普通に考えたらXシリーズの旧機種でも買えばいいんじゃないと思うところだけど、Xシリーズを2台持っていても、基本的にはX-Pro3で撮りたくなるから、ホントにカメラを撮るときだけしか使わなくなってしまいそう。
そこで、他のマウントやコンデジを考えたけど、限られた予算の中で欲しいと思う機種がなく、ディスコンになったカメラに目を移しました。
その時気になったのが、ROCOH GXR + A12 50mm F2.5 MACROとPENTAX Qシリーズ。
たまたま、良さげな中古品があったので、PENTAX Q7と3本のレンズを購入するに至りました。
しかし、1/1.7の小さいセンサーで、きちんと撮れるのかちょっと心配に。
届いてみてその小ささにびっくり
いや、ホントにちっこいです。
X-Pro3と並べてみると、その小ささが良くわかると思います。
X-Pro3が中判カメラですか?ってほど大きく見えます。
センサー部分ですが、このサイズでレンズ交換式のカメラは他に無いので、1/1.7センサーを初めて見た気がします。
レンズもこの通りナノサイズ。
真ん中のレンズは望遠ズームで、35mm換算で69mmから207mm相当です。
一番右が35mm換算39mmで開放F1.9の明るさを持つ単焦点レンズ。
鏡筒はプラですが、マウントはしっかりと金属でした。
ちなみに、今回買ったレンズは、PENTAXの命名で「高性能レンズ」と呼ばれる以下の3本です。
- 01 STANDARD PRIME・・・8.5mm(35mm換算39mm相当)F1.9
- 02 STANDARD ZOOM・・・5mm-15mm(換算23-69mm相当)F2.8-4.5
- 06 TELEPHOTO ZOOM・・・15mm-45mm(換算69-207mm相当)F2.8
望遠ズームなんて、F2.8通しだから一応大三元ズームです。
「高性能レンズ」には、超広角ズームもあるのですが、こちらは現在価格高騰していて、ちょっと手が出ませんでした。
他に「ユニークレンズ」と呼ばれる4本のレンズがあって、魚眼レンズやトイレンズがありますが、これらはMFレンズで機能に制限があるようです。
ジーンズのポケットにレンズが入る!
早速散歩がてら試し撮りしてみましたが、改めて小ささを実感。
1本をボディに付けて、残り2本がジーンズにポッケに収まっちゃいました。
なかなかできない経験で新鮮でした。
撮れた写真はこんな感じです。
思ったよりも撮れた気がします。
もちろん、ボケの質や色収差の問題はありますが、1/1.7センサーの10年前のカメラでそれを言うのは酷な気がします。
お散歩程度なら、軽くてすごく小さいこのカメラとレンズでも良いかもしれません。
ただ、02 STANDARD ZOOMの写りは、絞ってもかなり眠い画像で、恐らく使うことはないと思いました。広角23mmで、風景撮影には良いのですが、あまりにも解像感が無さすぎて、ちょっと使うのを躊躇しそうです。(個体差かもしれません。)
このカメラは、01 STANDARD PRIMEを付けっぱなしで、バッグやポケットに06 TELEPHOTO ZOOMを忍ばせておく使い方になると思います。
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