友人のお嬢さんから成人式振袖ポートレート撮影を頼まれました。
失敗できないメモリアルフォト撮影はアマチュアにはかなり荷が重いので、何度かお断りしましたが、どうしてもと言うことでお引き受けしました。
自分の娘でさえうまく表情を引き出せなかったのに…
ちょうど3年前に自分の娘の成人式前撮りをした際に、我が子ながらなかなかいい表情を引き出せなかったのに、よそ様のお子さんを上手く撮れるかどうか、かなり不安でした。
https://www.jayphoto.work/2019/11/03/12
まぁ、ジタバタしても仕方ないし、3年間の実力向上に期待して、出たとこ勝負で気楽撮影することにしました。
ちなみに3年前は、SONY α7IIIで撮りましたが、今回はFUJIFILM X-Pro3です。
3年間でのレベルアップは…
まずは室内での撮影。
前回はストロボでしたが、今回はLED照明で定常光を使いました。
見たままを撮影できるので、素人には撮りやすかったです。
ただ、床の赤いカーペットの色が反射してしまい、マゼンダに転んでる気がします。
撮って出しはもっと赤かったのですが、現像時に補正しました。それでもまだ赤いかな。
表情もちょっと堅いですね。
ポートレートで被写体の方をリラックスさせる話術が欲しいです。すごく大事ですよね。
3年前からの成長が感じられません…(涙)
晴天での屋外撮影
当日は快晴で、3年前の曇天とは違い日射しに注意を払いました。
ただ、秋の晴天は日射しが強くないので、夏よりは良いですね。
レンズによってはそれほど強くない逆光でもフレアが発生します。
XF56mmF1.2 R APDは、設計が古いのもあって、最新のレンズと比べるとフレアやゴーストが出やすいと思います。
この写真は、フレアが発生してコントラストが低下していますが、幻想的な雰囲気を出す意図で、あえてそのまま撮りました。
人によっては全然ダメという見方もありますが、個人的にはアリだと思います。
喜んでもらえたのでOK
きちんとプロに撮ってもらえば、正直全く違う次元の写真が撮れると思いますが、知り合いということで、和気あいあいと撮影時間を楽しむことができたことは、撮られた本人も良かったと信じてます。
最初は堅かった表情も、だんだんとほぐれていきましたし、一通り撮った最後にオフショット的に撮ったインスタ用の写真では自然な良い笑顔を見ることができました。
友人(親)にも、ものすごく喜んでもらえて、(たとえそれがリップサービスだとしても)撮らせてもらって良かったと思いました。
ただ、とっても疲れたー。
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