カメラユーザーにとって、センサーダストの問題は悩みの種です。私もその一人で、最近はセンサーダストに対処するために、強力なダスト除去機能SSWFを備えたマイクロフォーサーズのE-M1 Mark IIIを使用しています。
マイクロフォーサーズのカメラを長らく愛用してきましたが、これまで一度もセンサーダストが発生したことがありませんでした。そのため、安心感を抱いていたのですが、ついに初めてセンサーダストが確認されました。
それは、日中にライブNDを使用してスローシャッターを試みたときのことでした。露出を合わせるために通常よりもF値を絞ったところ、不自然に暗くなっている箇所が目立ちました。
試しにF22に絞って空を撮って確認しました。
その結果、完全にセンサーダストが写りこんでいることが分かりました。これにより、マイクロフォーサーズのセンサーダストに対する無敵感が一瞬にして崩れ去りました。
センサーを露出させて注意深く確認すると、わずかにダストが付着していることが分かりました。試しに使用したブラワーはまったく効果がありませんでした。
E-M1 Mark IIIでは電源オン時にセンサークリーニング機能が働くと聞き、何度かオンオフを繰り返してみましたが、残念ながら改善されませんでした。
近くにあったカメラのキタムラさんに頼んでセンサークリーニング(3,300円でした)をしてもらうことにしました。汚れがあればクリーニングするだけのことですが、センサーが汚れることは精神衛生上もよくありません。それが理由でマイクロフォーサーズを選んだのですが、完璧に避けることは難しいようです。
高級機種に備わっているセンサーシャッターが羨ましいですが、それでも完璧な解決策ではないでしょう。仕方がないと受け入れるしかありませんね。ただし、マイクロフォーサーズはセンサーが汚れる頻度が少ないので、その点は良しとしましょう。
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