8ヶ月前に、愛用していたE-M1 Mark IIIからLUMIX G9 PROに乗り換え、毎日の撮影を楽しんできましたが、いくつか不満点が出てきて、OM-1(前モデル)へ乗り換えることにしました。主な不満点は以下の4つです。
- 低照度でのAF性能が著しく低下
- ライブND機能がない
- EVF内に焦点距離が表示されない
- ジョイスティックの位置が悪く操作しづらい
それぞれのポイントについて見ていきましょう。
低照度でのAF性能が著しく低下
夕暮れ時にスナップをするときに気付いたのですが、極端にAF精度が落ちます。特にAF-Cモードを使って、動体を撮影する際は全くピントが合わないことがありました。AF NearやAF Far機能を使っても効果はなく、どうにもなりませんでした。もしかすると、私の工夫不足かもしれませんが、少しイライラしたのは事実です。
コントラストAFのみで像面位相差AFを搭載していないことが原因なのかもしれませんね。OM-1にはAI被写体認識AFが搭載されており、飛行機を被写体として選ぶことができるので、届いたらぜひ試してみたいと思います。
ライブND 機能がない
OLYMPUSのカメラに長年慣れ親しんでいると、ライブNDやライブコンポジットの便利さが当たり前のように感じます。G9 PROにはこれらの機能が搭載されていないため、特にスナップ撮影でよく使っていたライブNDがないことがとても不便に感じました。
E-M1 IIIを手放してからはNDフィルターを持ち歩くようにしましたが、やはり付け外しが面倒で、手軽さが失われましたね。(ちなみに、ライブコンポジットはG9 PRO IIに採用されたようです。)
EVF内に焦点距離が表示されない
OLYMPUSのカメラでは、かなり前の機種からEVF内に焦点距離が表示されていましたが、Panasonicにはその機能がありません。他のメーカーでもあまり見かけない機能のように思います。
もちろん、レンズに焦点距離の指標がついているので、それを見れば分かるのですが、夜間撮影でズームレンズを使う場合には手元はほとんど見えませんし、ファインダーから目を離さずに焦点距離を確認できるのは、長年OLYMPUSを使ってきた身には大きなメリットでした。
ジョイスティックの位置が悪く操作しづらい
G9 PROのジョイスティックは位置が中央寄りすぎて、しかも斜め入力ができないため、非常に使いづらかったです。私の指が短いからかもしれませんが、操作性に不満を感じました。指が長い人にはそれほど気にならないのかもしれませんが、私には合いませんでした。
OM-1導入でこれらの問題は解決する?
OM-1はAF性能について否定的な意見が多くありますが、少なくともE-M1 Mark IIIよりは向上しているはずです。特に、ファームウェア1.7がリリースされたのを機に、思い切ってOM-1を購入することに決めました。
ライブND、EVF内での焦点距離表示、ジョイスティックの操作性に関しては、OM-1で確実に改善されると思います。低照度でのAF性能については実際に試してみないと分かりませんが、OM-1での撮影が楽しみです!
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